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記事: 金属アレルギーとは?予防法や対策を解説

金属アレルギーとは?予防法や対策を解説

金属アレルギーとは?予防法や対策を解説

「接触性皮膚炎」は、「刺激性皮膚炎」と「アレルギー性皮膚炎」の2種類に分類されますが、金属アレルギーとは「アレルギー性皮膚炎」です。接触した部分に紅斑(こうはん、赤いぶつぶつ)や皮膚の盛り上がり、あるいは水疱を生じる疾患で、激しいかゆみや痛みをともなう場合があります。治療方法としては、まずは
アレルゲンを外すことが第一で、その後は皮膚科などで診察を受けてください。医師の判断によって、飲み薬、塗り薬の処方があります。アレルギーは大まかに分けて4つに分類されますが、金属アレルギーは、「Ⅳ型・遅延型」に分類されます。
アレルギーはタンパク質に対し起こるものです。金属(イオン)が直接にアレルギーを起こすアレルゲンとはなりえません。では、何か。それは、金属から溶出した金属イオンが、人体が本来持つタンパク質(ケラチン等が有名)と結合し、アレルゲンとなるタンパク質に変質します。それがアレルゲンとなるのです。これを「金属蛋白複合体」といいます。

金属アレルギーを発症させないために、そして既に金属アレルギーの方には快適な生活を送っていただくために私たちが出来る事。その予防対策法は?

夏場や運動時

夏場や運動をする際で汗を大量にかく事が事前に分かっている場合には、装飾品を外す等
の配慮が必要です。また、かゆみ等の症状が発現した場合には、原因と思われる製品の使用を中止することが大切です。そして、その後かゆみがなくなったからといって同製品を使用しないようにする事が大切です。そして、皮膚科などの専門医の受診をし、適切な治療を受ける事が大切と言えます。

 

■金属製品選び

普段から金属アレルギーを発症しやすい金属を身に付けない事を心がけましょう。イオン化しにくい金属製品を選ぶ他、例えば、「口腔内環境」を整え虫歯にならないような生活をする事が大切です。虫歯の治療をする場合は、保険適用内で使用される金属についてよく理解をした上で治療を受けるようにしてください。また、メタルフリー治療を推奨する歯科医院もありますので、良くお調べの上受診をされるようにすると良いでしょう。

 

■ジュエリーの素材

金属アレルギーが発症しにくい素材としては純プラチナ、純金、純チタンが一番知られています。では最近よく耳にするサージカルステンレスはどうですか?よくアクセサリーショップのSNSなどではサージカルステンレスは「SUS316L」「316L」と言われたりいたりしますが、これらはサージカルステンレスと言う名前ではなく、船の部品や医療器具の部品に使
われています。もっと身近で言うと実は腕時計のベルトとかによく使われたりもしております
サージカルステンレスは安全なんじゃないの?サージカルステンレスにはニッケルが約12%入っています。ニッケルって金属アレルギーを引き起こす原因No.1の素材なのです。事実ヨーロッパでは身につけるものにはニッケルの使用を禁止しているほどの怖い素材です。ただし、じゃあなぜサージカルステンレスは金属アレルギーを起こしにくいのか

確かにサージカルステンレスは金属アレルギーを「引き起こしにくい」素材であることは間違えございません。ただしニッケルが入っている以上、引き起こさないとは絶対に言えません。
ではなぜ、サージカルステンレスはニッケルを使っているのに金属アレルギーになりにくいのでしょうか。それはステンレスに含まれるクロムが空気中の酸素と反応して「不導体皮膜」を組成しまぁ要するに空気と触れ合うとカバーしてくれるコーティングのようなものができるので、それが皮膚と鉄が直接触れ合わない酸化被膜(まく)になってるよ!って話ですこれこそが金属アレルギーを引き起こしにくくしているステンレスの力なのです。

サージカルステンレスイメージ

なぜアクセサリーにサージカルステンレスを使用するの?
これに関しては先ほど説明したように、膜(まく)ができるお陰で金属アレルギーを引き起こしにくいからです。
サージカルステンレスはほぼサビない、膜(まく)もかなりの期間長続きする素材です。

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サージカルステンレスって何?

サージカルステンレスって何?

最近よく耳にするサージカルステンレスとは? サージカルステンレスは「SUS316L」や「316L」と言われたりいたりしますが…

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